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受講者インタビュー | 2022年度 山形大学 i-HOPE 新事業創出イノベーションプログラム

2022年5月、「2022年度 山形大学 i-HOPE 新事業創出イノベーションプログラム」が始まりました。本プログラムの目的は「自らイノベーションを起こし、地域創生を体現できる人材を育成すること」新事業創出に必要な起業家精神と知識・スキルを学ぶことができる、山形大学とコロンビアビジネススクール公式プログラムVenture for ALL®が連携したプログラムです。

期間は2022年5月から12月の約8か月間、隔週土曜日開催で講義日は全16回。
※2022年5-10月講義レポートはこちら(https://yu-entrepreneur.net/archives/484

本記事では、i-HOPE 新事業創出イノベーションプログラム 事業化リーダー育成コースを5月から12月の期間受講した県内企業2社、県外企業1社の受講者にインタビューを行った様子をご紹介いたします。

こちらの記事は主に下記のような人向けの記事です。

  • 「i-HOPE 新事業創出イノベーションプログラム」の講義内容に興味のある人
  • 「アントレプレナーシップ教育」に興味のある人

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目次
1.受講者インタビュー
 ・ヤマガタエンジニアリング株式会社(山形県)
 ・株式会社山本製作所(山形県)
 ・株式会社NSFエンゲージメント(東京都)
2.まとめ
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受講者紹介
ヤマガタエンジニアリング株式会社(山形県)

ヤマガタエンジニアリング株式会社
受講者 代表取締役 松田 正利 氏

■事業内容
製品設計・生産管理・製造事業業
ロボティクス・FA装置・生産設備事業
ソフトウエア開発・ハードウエア開発
■所在地
山形県山形市くぬぎざわ西2-1
■会社webサイト
https://www.yamagata-eng.co.jp/

Q1. 本コースを受講した理由はなんですか?また、その決め手や魅力はどんなものでしたか?

プログラムの内容を聞いて「本当にこれいいな」と思いました。弊社にも若い人材が多いものですから、是非若い人材を受けさせたいなと思ったんです。

自分が理解して把握したものを部下に伝えるんならいいんだけども、当然受けたら受けたで、色んな悩みが出てくるはず。

その悩みを聞く立場としてはまずは自分が知らなければならない。ということで、まずは私が受けることにしました。決め手としては、そこで成果を得られることと、i-HOPEの本プログラムを受けることで、さらに深く経営というものが勉強できる点でした。

Q2. 本コースを受けてみて、身に付いた力や得られた成果はありましたか?

8カ月受けさせてもらって非常に勉強になりました。講師の方から”真髄”のようなところを随時お聞きするので、正直鳥肌が立ちながら聞いていました。

海外に行くと刺激を受けて、”こっちでこんなことをやっているんだ。負けていられない”と思うのですが、i-HOPEの講義を受けていると同じ想いになりました。

Q3. 本コースの中で印象に残っている講義やエピソードはありますか?

講義全体としてですが、講師の方々の話の持っていき方や、やっていることに、ドキドキ、ワクワクしながら聞いていました。全ての内容が面白く、どの講義も惹き付けられました。

直近の講義では、川島さん(Lenovo 戦略的投資組織のエグゼグティブディレクター)の講義が印象的でした。データからの予測。戦略の高さと先見の明。一個一個の単語に重みを感じました。

また、フィールドワーク※に関しては、講義を受けるにつれ、ここだけ(ものづくりだけ)やっていてはダメなんだ、ということに気が付くことができました。※対象地域の課題を題材に数名のチームを組みビジネスプランを考案するフィールドワーク

メンバーからの意見やメンターからのアドバイスなど、人との繋がりや人脈によって、最初の話し合いと最終発表では全然違うものになりました。

一番驚いたのは小野寺先生(山形大学 アントレプレナーシップ開発センター センター長)の人脈です。どこかで繋がり、助けてくれる。繋がった人脈が奇跡のようでした。

Q4. 来年度、受講を検討されている皆さんへ一言お願いします。

いま、受講を検討されている方にですか?それはもう受けるべきですよ。検討されているなら受けるべきだと思います。社会人にとっても、ものすごく幅が広がりますし、勉強になります。

学生さんはびっくりされているんじゃないですかね?起業を考えている方もそうでない方もとても勉強になるのではないでしょうか。ぜひ、受けるべきだと思います。

受講者紹介
株式会社山本製作所(山形県)

株式会社山本製作所
経営企画部長兼執行役員 轟 克久 氏(写真左)
受講者 正成  隼人 氏(写真右)

■事業内容
農業関連機器事業
精米加工関連機器事業
環境関連機器事業
■所在地
山形県東根市大字東根甲5800-1(東根事業所)
■会社webサイト
https://www.yamamoto-ss.co.jp/

Q1. 本コースを受講した理由はなんですか?また、その決め手や魅力はどんなものでしたか?

(轟部長)今回、弊社の社長から、起業家育成やマーケティング、新規事業を立ち上げられる人材を育てようという話があったときに、外部の研修がないかと探していました。

受講した決め手や魅力は、県内で対面で受講できるということと、プログラム内容の充実度、また母校の山形大学ということもあり選ばせて頂きました。

MBAに準じたプログラムを受けることができ、地元でこれだけの研修が受けられるというのも魅力。是非来年も社員が受講出来たらと思っています。

Q2. 本コースを受けてみて、身に付いた力や得られた成果はありましたか?

(正成氏)”身に付いた力”というと少し違うのかもしれないんですけど、よく講師の方がおっしゃっていた「アントレプレナーシップ」「起業家としての心構え」について、私自身も何か物事や課題をみるとき、他人事じゃなくて、自分だったらどうだろうと考えるようになりました。会社にいても誰かがしてくれるではなく、自分には何ができるのかを考えるようになりました。

Q3. 本コースの中で印象に残っている講義やエピソードはありますか?

(正成氏)序盤の講義では、小松先生(Venture for Japan代表)のコレクティブインパクトの手法の話がすごく響きましたね。

我々も会社の中で課題を解決するときに、”この部署はこうだから忙しいんだ”というような思い込みがあるんですけど、そこをヒアリングし、徹底的に現場に行って掘り下げて、ちゃんとデータでとったら意外とそんなことなかったよ、というのもあるのだと。こういったアプローチというのは、会社でもどこでも活きるな、とすごく思いました。

また、マンジョット ベティ先生((株)Just on time 代表取締役社長)の講義は、ものすごく情熱的で、こちらも胸が熱くなりました。

質疑応答でも沢山話をして頂き、大変ありがたく思っています。

Q4. 来年度、受講を検討されている皆さんへ一言お願いします。

(正成氏)自分のやりたいことを実現するため、自分の能力を伸ばすために、i-HOPEの講義や講師陣を利用し尽くすことをおすすめします。

受講料を高いものにするか、安いものにするかは、自分次第。
講師や事務局の皆さんは、受講生の想いを実現しようと本気でサポートしてくれます。

利用し尽くせば本当に安いと思います。
一流の講師陣が自分たちのビジネスプランを揉んでくれるんですよ。

リーダーとして、事業化を目指して取り組むとそれを経験して苦労した人は、今後部門長などをやったときに力を発揮すると思います。事業化って色んな不安があるじゃないですか。”本当にできるのかな”とか。事業化に関して、サポートしてもらえそうな安心感がありました。

受講者紹介
株式会社NSFエンゲージメント(東京都)

株式会社NSFエンゲージメント
代表取締役社長 廣松 茂 氏(写真右)
受講者 大島 耕平 氏(写真中央)
受講者 堀井 憲房 氏(写真左)

■事業内容
総務サービス
ファシリティソリューション
ワークプレイスソリューション
リスクソリューション
保険ソリューション
空間ソリューション(coe’s)
スモールオフィス事業(Mol.t)
■所在地
東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山3F
■会社webサイト
https://www.nsf-e.com/

Q1. 本コースを受講した理由はなんですか?また、その決め手や魅力はどんなものでしたか?

(廣松社長)小野寺先生がやられている”イノベーションの創出”に対するお考えに賛同したからです。単にイノベーションを創出するだけではなく、それをどういうサービスにして、お客様に届けていくのか。これは「お客様に届ける=社会的課題の解決」ということだと思います。

そのために、「大学だけではなく自治体も巻き込んでやっていきましょう」という先生のお考えは、私たちの取り組みとすごく親和性があると感じました。

それから、“目指しているもの”への共感ですね。当社では「創造と挑戦」というテーマを常に意識しながら、お客様に多様なサービスを提供しています。

このコースでは、「山形県の最上地域の社会的課題をみんなで解決していこう」がテーマになっていましたが、それを聞いたときに、とても良いテーマ選定だと思いました。

Q2. 本コースを受けてみて、身に付いた力や得られた成果はありましたか?

(大島氏)いわゆる新規事業を始めるときは、さまざまな角度から多面的に考える必要があります。

とかく頭の中がごちゃごちゃになりがちなんですが、この講義で頭の中を整理させるスキルやフレームワークなどのツールをいくつか紹介していただいたのは、すごく便利だなと思いましたね。

特に、チームでいろいろな背景の方々と議論するときに役立ったと実感できました。普段の仕事とは違うスキルやツールと出会うことができて良かったです。

Q3. 本コースの中で印象に残っている講義やエピソードはありますか?

(大島氏)私が印象に残っている講義は、廣川先生の”みんなで映画を見ながら起業者マインドについて議論する”という回が面白かったですね。

実話を基にしたノンフィクション映画とはいえ、実際の企業でありそうな出来事がうまくその映画の中でプロットされているので、良い教材だなと思いました。

映画の合間でグループディスカッションを挟み、その中で他の参加者と議論しながら答えを出していくのがすごく印象的でした。

普通の教科書とか、いわゆるウェビナーみたいなものとは明らかに違う手応えを感じました。

(堀井氏)フィールドワークも良かったです。最初は、地元の方々が課題に思っていることとその解決策が別の地域に住んでいる人たちに直接リーチするのかなと、少しギャップがあると感じていました。

しかし、チームのメンバーがそのギャップを理解した上で繋げていくことが必要だということは、やっぱり自ら現場に行ったからこそ気付けたのだと思います。

Q4. 来年度、受講を検討されている皆さんへ一言お願いします。

(大島氏)村長や地元企業のオーナーといった、地域の方々と直接お話しできるのは、すごく良い機会だなと思います。

(堀井氏)講師の先生方、地域の方々、参加する皆さんとの繋がりができるので、人脈形成という意味でも、とても意味のあるプログラムだと感じました。

着眼点がそれぞれ異なるので、そういったところも学べるプログラムですから、やればやるだけ身になると思います。

まとめ

i-HOPE 新事業創出イノベーションプログラム 事業化リーダー育成コースを5月から12月の期間受講した3社の企業の受講者の方にインタビューを行った様子をご紹介いたしました。

インタビューにご協力頂きました企業の皆様には厚く御礼申し上げます。

次回の記事では、12月に実施した講義と、各チームの最終発表の様子をご紹介する予定です。